漢和辞典で詩韻を調べるー実例(1)

今回は​『唐詩選にも収録されている「張九齡」の五言絶句「照鏡見白髮」の詩韻を調べてみます。ただし、ここでは詩の意味や作者の詳細については割愛します。詳しい説明は参考書やネット上にもたくさんありますから、ぜひ、調べてみてください。

原文

  照鏡見白髮
宿 昔 青 雲 志
蹉 跎 白 髮 年
誰 知 明 鏡 裏
形 影 自 相 憐
読み方

  鏡に照らして白髮を見る

宿昔 青雲の志、

蹉跎たり 白髮の年。

誰か知らん 明鏡の裏、

形影 自ら相憐れまんとは。

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漢和辞典で詩韻を調べる(3)

前回は文字「中」の韻を漢和辞典で調べました。

その結果、文字「中」は平声(上平声)東韻の場合と去声)送韻の場合があることがわかりました。

文字「中」ー『字源』より

このようにひとつの文字が二つ以上の韻を持つ文字を両韻文字あるいは単に両韻と言います。

今回は、同じ両韻文字でも前回の「中」とは、少し異なる文字「看」について同じ要領で漢和辞典を調べてみます。

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声母・韻母・声調と韻(詩韻)の関係について独習してみた(承前)

前回の独習で、「」とは韻母の「介音」を除いた残りの部分と「声調」の組み合わせであることを学習しました。

韻=【主母音+韻尾】/声調

また、「韻書」と呼ばれる書物の存在と「切韻」、「中古音」、「切韻音系」などの言葉、さらには「韻」のことを「詩韻」とも呼ぶことを紹介したところまでを独習しました。

今回は、この「韻書」について、もう少し独習を進めてみたいと思います。

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声母・韻母・声調と韻(詩韻)の関係について独習してみた

四月、新年度に入った途端、例年になく稼業が多忙を極め、心身の疲弊甚だしく、独習の更新も侭ならぬ今日この頃です。

桜の花も見頃を迎えているというのに観桜も出来ず悶々とした日々を過ごしていますが、何とか今宵こそは独習して遺悶したいものです(疲れのせいか頭も悪く日本語がおかしい気もしますが、ご容赦ください)。

これまで、声母韻母声調について独習しましたが、今回はその音節構造と韻(詩韻)の関係について独習してみます。

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