今回は七言絶句を作るための原則(作法)をまとめてみたいと思います。
七言絶句平仄式と呼ばれるものは上の図になりますが、この図を基に原則を見ていきましょう。
“七言絶句の作法” の続きを読むこれまで何度も登場していますが、今回も『三体詩』の第1首目「華清宮(杜常)」を取り上げます。
この詩はいろいろと議論の多い詩であり、作者も唐代ではなく宋の時代の人であるとか、また、承句が「暁星残月入華清」とか、あるいは、起承の二句が全く違うものまであります。
“漢詩の規則〜同字重出を避ける” の続きを読む