書店で新品入手容易な作詩参考書の紹介(古本は除きます)

「漢詩を作るための近道は?」と、聞かれれば、それは「師事すること」なのでしょう。少し前までは各地の文化教室の類で、「漢詩」を取り扱っている所が複数あり、多少なりとも「師事する」環境としての入り口はあったようです。

しかし、現在は、それも少なくなり、逆にハードルと感じられる人もいるようです。また、我々を取り巻く環境もポケットベルから携帯電話、さらにスマートフォンに変化したように様々な変化を見せています。

そのような中で「漢詩」という、極めてマイナーな趣味を行うために、まずは、「独学」から始める「アナログ&デジタル」な方法の第一歩に取り掛かります。

「独学」となると、誰に聞けば、あるいは教えてもらえばいいのでしょうか。それは、「先人の知恵」、要するに「読書」の対象となる「書籍」です。

それでは、一般の書店などに注文すれば入手容易な書籍(今回、中古本は除きます)を紹介していきます。

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漢詩の規則〜同字重出を避ける

これまで何度も登場していますが、今回も『三体詩』の第1首目「華清宮(杜常)」を取り上げます。

この詩はいろいろと議論の多い詩であり、作者も唐代ではなく宋の時代の人であるとか、また、承句が「暁星残月入華清」とか、あるいは、起承の二句が全く違うものまであります。

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漢詩の規則〜「下三連不許・孤平不許」について

前回は、漢詩(七言絶句)の規則として二四不同・二六対・一三五不論を学びました。今回は、一三五不論に関わるその他の規則について学びます。

最初に、平仄式の下三字に注目しましょう。

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漢詩の規則〜「二四不同・二六対・一三五不論」について

前回は七言絶句の平仄式として「仄起式」があることを学習しました。今回は、この平仄式のいくつかの規則を学習します。

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漢詩のルール〜「七言絶句仄起式」

前回の記事で「平仄式」について、紹介させていただきました。ただ、その規則性は実際の詩、しかも数は三首だけからの帰納として紹介したので、一般的ではありませんでした。

今回は、一般的な「平仄式」として多くの作詩参考書に掲載されているものを学習します。まずは、具体的な「平仄式」を挙げます。

上のPNG画像をクリックすると別ウィンドウでSVG画像が表示されます。

この「平仄式」には名前があります。それは「七言絶句仄起式」です。

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