『三体詩』より「長渓の秋思(唐彦謙)」の検詩(其の三)

【訓読文】

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さて、平仄、漢詩の規約「同字重出を忌む」、句中対、重言などについて学習してきました。その過程で幾度も漢和辞典を調べましたが、今度は、詩の意味を調べて見ます。

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『三体詩』より「長渓の秋思(唐彦謙)」の検詩(其の二)

【平仄】

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さて、前回調べた平仄を白黒丸で表現すれば、上のようになります。今回は、各句について形式上の点を見ていきます。

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『三体詩』より「長渓の秋思(唐彦謙)」の検詩(其の一)

【訓読文】

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【作者】

唐彦謙(とうげんけん)=(?〜?)。晩唐の詩人。字は茂業。


まず最初に漢和辞典の「新字源(角川)」を使って平仄を調べて見ます。

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漢詩のルール〜「押韻」について

今回の記事は、漢詩のルールのひとつである「押韻」について学習します。なお、取り上げる詩は、これまでと同じ「華清宮(杜常)」です。

さて、四声(平声・上声・去声・入声)を平字と仄字に分け、平仄を調べることを前回まで学習しました。次の段階は、平字の「韻」について調べます。ただし、調べるのは、「程・清・声」の三文字についてです。

「韻」の調べ方については「漢和辞典で詩韻を調べる(1)」の記事を参考にしてください。この記事の中で「情」の字を取り上げています。

『字源』で「情」の字を調べた

ここで「赤丸」で示している部分の記号が平仄を表し、「情」の字が「平字」であることがわかります。

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『三体詩』「華清宮」の平仄を調べる

【訓読文】

この詩は『三体詩』より「華清宮」(杜常)で解説しています。

今回から何回かに分けて、上の「華清宮」の詩を使って、いろいろ試験(実習と言ってもいいかもしれません)をしてます。

まずは、「平仄」を調べます。

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