『三体詩』より「城西に友人の別墅を訪ぬ」(雍陶)

【訓読文】

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【作者】

雍陶(ようとう)=(789〜873)。唐代の人。古代文学(詩経)の研究者と伝えられる。字は国鈞。

【書き下し文】

城西(じょうせい)に友人(ゆうじん)の別墅(べっしょ)を訪(たず)ぬ

澧水橋(れいすいきょう)の西(にし) 小路(しょうろ)斜(なな)めなり。日()高()けて 猶()お未(いま)だ君(きみ)が家(いえ)に到(いた)らず。

村園(そんえん) 門巷(もんこう) 多(おお)くは相(あい)似()たり。処処(しょしょ)の春風(しゅんぷう) 枳殼(きこく)の花(はな)。

【語釈】

城西=城郭の西。別墅=別荘。澧水=澧水は、川の名前。湖南省に源を発し,洞庭湖に注ぐ。村園=むらざと。門巷=門とちまた。處處=あちらこちら。枳殼花=からたちの花。


では、次の記事で、また、お会いしましょう。
失礼します。

投稿者: 滄洲

趣味で漢詩を作ったり、三体詩や聯珠詩格などの詩集、論語や老子などの漢文を読んだりしている「滄洲」と言います。 よろしくお願いします。