漢詩作法入門講座

==========
==========
本コンテンツでは、JavaScript機能を有効にしてください。
JavaScriptが無効な場合、正常に表示できない可能性があります。

ホーム > 詩話を読もう > 淡窓詩話 > 李蘇仙才と称すについて、歴代の諸家の長短について

李蘇仙才と称すについて - 淡窓詩話

○李蘇皆仙才と稱す。異同如何。

李白は天仙なり。東坡は地仙なり。天仙一擧すれば、杳として見るべからず。地仙は則ち種々の技倆あり。人間に布く。

歴代の諸家の長短について - 淡窓詩話

○問 歴代の諸家各長短あるべし如何。

宋詩も亦初、盛、中、晩、あり。林逋、魏野は初なり。東坡、山谷は盛なり。范、楊、放翁は中なり。眞山民、劉後村は晩なり。青邱元を變じて明を起す。恰も冬沍を變じて春溫と爲すが如し。李王七子に至りては、又變じて夏の炎熱となれり。故に明初の風は、卽ち明詩の佳境なり。

漁洋の七絶は、李白、王昌齢以後、始めて之を見る。

歸愚の才、新城に及ばずして、老練は之に過ぎたり。其詩諸體皆長ず。唯歌行のみ少しく緩弱なるを覺ゆ。沈詩は專ら法度雍容を以て勝れり。歌行の貴ぶ所は、縱横飛動に在り。是其窮する所以なり。

==========