漢詩作法入門講座

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起句、承句を作る - 漢詩の作法

さて、転結の句が次のようにできたとします。

次は起承の句を作るわけですが、起承句は転結へのうたい起こしになる部分です。まずは、起句の下三字から作っていきます。結句の韻字は、上平声一東の韻ですから、平仄式に従って起句は、上平声一東の「●○○」のグループから採らなければなりません。「雨濛濛」を拾うことにします。承句は、上平声一東の「●●○」のグループから採らなければなりません。 「散午風」を拾うことにしましょう。

こうして、起承転結の流れがうまくいくかどうか吟味します。次に起句の上に二字を置いていきます。ここでは、「●●」あるいは「○●」のグループから採ることになります。「窓暗」をとり、その上には「○○」あるいは「●○」のグループからとることになります。「陰雲」をとることにします。

最後に承句の上四文字を拾っていきます。まずは、下三文字の上は「○○」、「●○」のグループから採ることになります。「竹香」を拾ってみましょう。

このとき、「竹」字が「同字重出になってしまします。さらにまずい所として、下三文字が「●●◎」ですから、四字目に孤平ができてしまいます。これを避けるためには二字を「○○」のグループのみから拾うか、あるいは下三字を「○●◎」にしなければなりません。ここでは、「竹香」のかわりに「紫陽」をとることにします。

最後の二文字は「●●」、「○●」のグループから、「小院」をとることにしましょう。

しかし、これでは承句と結句にある「小」の字が同字重出となってしまいます。そこで、「小院」を「簾外」に変えてみることにします。

ここまでで何とか一首できたことになります。しかし、これで完成というわけではありません。この後、「吟味推敲」をしなければなりません。

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